もう松の内も終わりですが、明けましておめでとうございます。
2024の計画をたてる前に、2023年の支出をふりかえったので記録します。
家計管理にマネーフォワードを使い始めてから今年で4年目。
マネーフォワードとは、銀行口座やクレジットカード情報を紐づけると自動的に利用履歴を収集して集計してくれる家計簿アプリである。
集計結果が円グラフで表示されるのだが、年額のグラフを見て毎回新鮮にびっくりするのが好きだ。
支出額をつきつけられて自分の消費活動の活発さにビビり、収入額を見て「なんだかんだ頑張って働いているなぁ」と自分を労うのである。
そんな感じで毎年12月に1年の支出をふりかえり、来年の予算の振り分けをしている。
4年目にしてやっと、家計簿のふりかえり方、年間予算のたて方をつかんだ気がする。
手取り額=使えるお金になっていた
ざくっと、年間で黒字になっていればokというどんぶり勘定でやってきた。
つまり、手取り額=使えるお金として認識していたということだ。
このどんぶり勘定では何かあったときに、どの支出が多すぎるのか、どの支出なら削っていいのかの判断ができない。
今年はもう少し予算を意識して、自分で自分の消費活動を把握しておきたい。
モリタの場合、使えるお金の総量=手取り額-(手取り額×目標の貯蓄率)でやっていこうと思う。
鬼門はゆとり費
さて、2024年の家計管理を行うにあたり、2023年の支出を分類し直した。
マネーフォワードを元々の分類のまま使っていたため、一体どの支出が生活に必須なもので、どの支出がなくても困らない支出なのかよくわからなかったからだ。
参考にしたのはこのブログ。
このブログを参考に、支出を
- 月予算の基礎生活費
- 年間予算の基礎生活費
- 月予算のゆとり費
- 年間予算のゆとり費
の4つに文類した。
ゆとり費は「無くても生きていけるけど、あれば人生が豊かになる」支出だ。
モリタの場合は、ゆとり費の割合がびっくりするくらい大きかった。
人生豊かすぎるではないか。
ゆとり費の内訳は?
いったい何にゆとっているのか、ざっくりジャンル分けしてみた。
- 交際費
- 旅行
- 家具・家電(生活に必須な家具・家電は別で計上。ここにあてはまるのはデザイン性の高いものや趣味性の高いもの)
- 本(仕事関係、収入増or支出減に寄与するものは別で計上)
- ヨガスタジオ代
- 茶葉・ティーバッグ代
- お菓子代
- ゲーム代
- 観劇代(チケット、配信料金、グッズ、パンフレットなど)
- 博物館・美術館代(入館料、図録など)
うーむ、想像以上にバラエティ豊かだ。
ゆとり費がふくらむ理由
1ゆとり費の中でのメリハリがなかった
前述のとおり、モリタは多趣味でゆとり費のジャンルが多い。
そのため、ジャンルが異なる支出が同じ「ゆとり費」枠だという認識が働いていなかった。
例えば、博物館・美術館への支出と茶葉・ティーバッグへの支出。
前日に博物館で4,000円くらい使っていても、あくまでもそれは「博物館・美術館費」。
翌日は「茶葉・ティーバッグ費」で1,000円くらいのティーバッグを買ってしまうのである。
2商品の価格だけを見て「これを買えるか?」で判断していた
ゆとり費1つ1つの支出は1,000〜3,000円。世の中に数万円もする高級品・サービスがあふれていることを考えると、単品ではそこまで高くない。
むしろ高くは無いからこそ、その場その場の「あ!これいい!」を我慢するほどでもなく支出してしまうのだろう。
その時に注目しているのは、目の前の商品の価格のみだった。
どうすれば予算内におさまるか?
目標の貯蓄率をもとに2024年のゆとり費予算を算出したところ、客観的には十分な額だった。学生の頃のモリタに教えたら狂喜するだろう。
では2024年の人生豊かすぎるモリタはどうすれば予算内におさめられるだろうか。
「ゆとり費」枠全体で支出のメリハリをつける
毎月、予定を見ながら「今月の自分にとって大事にしたい豊かさは? 最優先したいお楽しみは?」を自分に問いかける。
そしてどの楽しみを優先するか考えてみよう。
例えば
- 旅行に行ったら旅先で現地のお茶やお菓子を買ってしまうのだから、いつも買っているお茶やお菓子は買わない。モノの断捨離的にも、食べきれないし飲みきれない。
- 旅行や宝塚などの大きなインプットがある時は、博物館や美術館は行かない(旅先で行くのはOK)
- 読書や観劇、展覧会など心が動いた時は感想をブログに残す
ブログに残す作業にそこそこ時間がかかる→何となくのお出かけが減る - 家具・家電で家を充実させている分、友人との会食には家を活用する
もちろん、相手が出かけたい気分の時は柔軟に
などなど、今思いつくだけでもこんな感じ。
そして、1ヶ月たったら支出をふりかえって、実際に豊かだったな、価値があったなと思える支出を記録していこう。
ゆとり費支出のチェックは年額で行う
ゆとり費の管理が難しいのは、毎月の支出額がどうしても一定にならないところだ。
特に、旅行や家具・家電の購入があった月は大幅に予算を超過してしまい、ずっと赤字を見るハメになる。
なので、チェックすべきは今月いくら使ったかではなく、今年はいくら使っているか?だ。
まずは、とりあえずその場では買わないこと!
どうしても欲しければ、このご時世大体のものは通販が可能だ。
結局、具体策はベタに衝動買い防止に落ち着いた。
今年12月のふりかえりが楽しみである。
今週のお題「2024年にやりたいこと」