文化的放電

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ポケモンスリープで自分に必要な睡眠時間がわかった

金銀世代のモリタ、懐かしのワニノコ・ヒノアラシ・チコリータにつられて10月からポケモンスリープを始めています。あっという間に約2ヶ月たちました。

ポケモンと一緒に睡眠計測ってゆるくて良いな〜と気軽に始めたところ、睡眠改善にめちゃくちゃ効果がありました。

Pokémon – 『Pokémon Sleep』公式サイトから引用

ポケモンスリープとは

www.pokemonsleep.net

ポケモンスリープは、スマートフォンで睡眠計測を行ってポケモンの寝顔図鑑を作っていくゲームアプリです。

色々なポケモンの寝顔を集めるポイントになるのが、フィールドにいるカビゴンを大きく育てることと、ユーザーの睡眠計測です。

睡眠計測機能は睡眠研究の世界的権威、筑波大学の柳沢教授の監修が入っています。(調べたところとんでもない方でノーベル賞の有力候補だとか)

www.pokemonsleep.net

睡眠時間を可視化する

睡眠計測が終わると、睡眠計測モードだった時間が記録されます。

睡眠時間を計測できるだけでなく、簡易的な分析もしてくれます。

【分析項目】

  • 寝つくまでかかった時間
  • うとうとの時間
  • すやすやの時間
  • ぐっすりの時間

モリタの場合はこれが結構正確で、寝つきが悪かった日やすっと眠れた日など、体感とあっていました。

ポケモンを回復させるために睡眠時間を増やすことにした

ゲーム画面の真ん中にずーっと寝っ転がっているカビゴン。

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マスター1まで育ったカビゴン。ワニノコとの体格差がすごい。

 

このカビゴンにたくさんきのみや料理を食べさせて、大きく育てれば育てるほど、レアなポケモンのレアな寝顔が記録できます。

きのみや料理の材料は、お手伝いポケモンたちがせっせと集めてきます。健気。

 

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きのみの数S持ちのワニノコ。かわいい上に働き者。えらい。

 

お手伝いポケモンたちはずっと働いていると、どんどん「げんき」がなくなっていきます。

 

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眠そう。

 

お手伝いポケモンの「げんき」は、ポケモンのスキルやアイテムでも回復できるけど、何よりも大事なのはユーザーの睡眠時間。

100%回復するためには、8時間30分以上の睡眠が必要です。

 

ポケモンスリープを始めた頃、モリタの睡眠時間は5〜6時間でした。

これだと、回復できる「げんき」は50〜60%。

ポケモンたちはお昼頃からめちゃくちゃ眠そう。

気の毒になったので、本気で8時間30分睡眠を目指すことにしました。

朝起きる時間を遅らせるわけにはいかないので、夜寝る時間を早める方を選択。

 

すると、夜使える時間がとっても短い! あれこれできない!

観念して、どうしてもやりたいことは朝やることに決めました。

強制的スマホ断ちができる

睡眠計測機能をONにすると、スマホが自動的にスリープモードになります。

ほかのアプリを操作するには睡眠計測をやめなくてはいけないので、スマホが使えなくなります。

これが睡眠時間の確保にものすごい威力を発揮しました。

夜はポケモンだけでなくモリタも疲れているわけです。寝る直前なんてスマホいじってダラダラしているくらい。

これができなくなる。

すると、エネルギー低下状態でほかにできることも無いので寝よっかな、となるのです。

自分に必要な睡眠時間、判明

そんな感じで30分ずつ睡眠時間を前倒ししていったところ、大体7時間30分寝ると調子がいいことがわかりました。

(さすがに8時間以上はモリタには過剰なようで、途中で起きてしまう)

つまり、今までは自分にとって必要な睡眠時間よりも1時間30分〜2時間も少ない睡眠時間で生活していたわけです。

 

あとから知ったのですが、30分ずつ徐々に睡眠時間を伸ばしていくやり方は、自分に必要な睡眠時間を知る方法として柳沢先生が紹介していました。

youtu.be

22:00あたりから”自分に必要な「睡眠量」を知るには?”

ポイントは「週末も同じ時間に寝て起きること」

”「睡眠負債」はあるが「睡眠貯金」はできない”など柳沢先生の名言多発。

 

必要な睡眠時間をとれた日は驚くほど調子がいい

自分に必要な睡眠時間を取れた日はめちゃくちゃ調子がよくて朝から感動の連続でした。

まず、目覚めすっきり! ベッドからスッと起き上がれる。

モリタは昔から朝に弱く、活動スピードが文字どおり半減しています。

出かけるまでの準備に時間がかかるから、出発時間の2時間前に起きていました。

そのせいで睡眠時間がさらに短くなる、負のループ。

ところが、目覚めスッキリのおかげで、この2時間を有効に使えるようになりました。

【例えば…】

  • 朝食をきちんと食べる
  • 時間をかけたメイク
  • ブログ作業
  • 家事(平日にちょっとした家事が終えられると週末がより有効に使える!)
  • 朝ヨガ

rintaro-mu.hatenablog.com

 

夜あんなにやめがたかったスマホだらだらは、不思議なことに、朝になると全然やりたくならない。

エネルギーがきちんと充填されると、スマホだらだらよりもエネルギーが必要で、本当にやりたいことに時間をあてられるようになりました。

 

眠そうなポケモン達を見て、かわいそう…!と思っていたけど、今は「ワニノコが疲れてる! てことは…自覚がないだけで、自分もコレくらい疲れているんだな」と思うようになりました。

どんなサプリよりも栄養ドリンクよりも効果ばつぐんな睡眠の威力を思い知ったので、ポケモンスリープはしばらく続けてみます。

先日のイーブイウィークで働き者のブースターがゲットできたので、ぼちぼちトープ洞窟上陸への準備を始めます。

 

睡眠計測によるスマホのバッテリーへの負荷が気になる方には、計測用の端末もあります。