文化的放電

観劇、展覧会、断捨離etc 頭と心が動いたことをゆるゆると放電するブログ

舞台『刀剣乱舞』〜十口伝 あまねく刻の遥かへ〜東京公演思い出し感想

舞台『刀剣乱舞』〜十古伝 あまねく刻の遥かへ〜の東京公演を、観劇してきました。

3月の話ですが、下書きが残っていたので公開しておきます。

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刀剣乱舞はポケットが実装された頃(2016)から、山姥切長義が実装された頃(2018)くらいまではまっていたのですが、新規刀剣を手に入れるハードルが高すぎてだんだん離れていってしまってました。今でもほんのり好きなコンテンツなので、声かけてくれる友人がいてありがたいです。

山姥切国広の足利市美展示や歌仙兼定文京区スタンプラリー行ったなぁ。京博の刀剣展も行ったし…。懐かしい。

山姥切国広が結構好きで、山姥切長義ゲーム初登場時にゲットできなかったのが残念だった記憶。今回ご縁あって長義メインの舞台を見られることができて感慨深い。

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今作の話

刀ステは過去に2回見たかな? 多分、大坂冬の陣と夏の陣を見た。

刀剣男士たちのお話はもちろんだけど、歴史上の人物たちの描き方が、毎回、そうきたかー!と思わせられて楽しい。

今回も、刀剣史研究者や刀の試し切り役人をテーマに選ぶところが、刀剣乱舞ならではですごく面白かった。

舞台演出

固定された1つの舞台装置に対して、映像演出や小道具の入れ替えを駆使して四つの舞台を作り出していたのがすごかった。

下手側から見ていたけど、試し切り役人の家の卒塔婆が現れる場面、漂流する笹貫と北谷が海上を俯瞰する場面、親鸞入滅時の北斗七星が現れる場面が特に印象に残っている。美しかった。

鎌田先生の研究室は、本棚がうつしだされて、静かで幻想的。安楽椅子探偵の推理場面って感じで緩急がついていた。

大典太光世とソハヤノツルキにまつわる死の物語

刀ステのストーリーは、人間の目を通して見る歴史と人ではないモノ(刀剣男士)の目で見る歴史は感覚が違うよねっていう切り口が好き。今作では特に江戸時代の試し切り御用に対する大典太光世の優しさにそれを感じた。

現代の人間の目から見ると野蛮で忌むべき風習と受け取られる恐れがあるけれど、当時の人々にとっては必要な制度だった。では、人を斬るために作られたのにその機会を与えられずにしまいこまれていた刀剣にとっては…?と脚本家の繊細かつ豊かな想像力がよい。

試し切りの家の当主の葛藤の場面が特によかった。穢れを切り捨てずに引き受けて務めを果たしていく覚悟。

ソハヤの「江戸時代には必要な役割だった」(うろ覚え)というセリフもよかった。刀ステの歴史の取り扱い方は本当に良い。

刀の試し切り御用は江戸時代までの役割かもしれない。でも、汚れとされるそして誰かがやらないと社会が回らない仕事を、粛々と担ってくれている人は現代までずーっと存在しているんだよなぁ、なんて考えさせられました。

刀剣男士勢揃いした後に、一振りずつ銘を叫ぶ妙魚さん、完全に客席の審神者の代弁者。

お約束のラストの殺陣、今回もカッコよかったー。そのうち決め台詞で、「待ってました!」などの大向こうが出てこないだろうか。

(このとき、「刀かぶ見たいな」と思っていたのだけど、7月に見られました)

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小烏丸と七星剣にまつわる生の物語

小烏丸と七星刀の古刀コンビもよかったなぁ。ゲームでは幻想的で人間離れしたビジュアルなので、リアルな人間が演じる難しさは大きかったんじゃないかなぁと思うけど。

軽やかな小烏丸と真面目な七星剣という違うアプローチで、人ならざる考えや時代の降った刀剣達とは違う神秘性が表現されていてよかったなぁ。

小烏丸は本作でステ出演3回目。演者さんもすっかりものにしているようで、余裕のある軽やかな演技でした。茶目っけのあるステ小烏丸は近寄りがたいゲーム小烏丸とも違っていてよき。

テーマが親鸞というのもいい。各宗派の祖達は、伝承や諸説に彩られていて神秘性が強く、古刀2人と相性のいいテーマだなぁと思う。

北斗七星が浮かび上がる舞台演出の美しさも印象に残っている。

北谷菜切と笹貫にまつわる流れゆく時間の物語

北谷菜切かわいかったー! 

笹貫はやたらと色気があった。

日光一文字の堂々たるあり方と、ちょっとボケにまわるギャップがよかった。

だれに打たれたのか、どこに奉納されたか、どの家に伝来したか。日光一文字という刀にまつわる来歴全てに誇りを持って揺るがない様子を俳優さんが堂々と演じていたなぁ。

クールキャラかと思いきや急に真顔で法螺貝吹き始めたり。それとも法螺貝は誇りの表れだったのだろうか。無駄にキビキビしたお料理ダンス最高でした。

長義の葛藤は、最低限ゲームで回想をひととおり見ておく必要があったなぁ。あまりピンとこなくてもったいなかった。

査察官が自分だったこと、バレていないと思っていたのか…。このあたりの解釈は各本丸によって色々考えられそう。

鎌田さんにポンポンされてるところや沖縄料理ミュージカルで、嫌々ながらも付き合い程度に踊っているところ、根が真面目な性格が出ていてよかった。

アンサンブルの方達の身体能力に毎回驚く。

刀剣乱舞の2.5次元て、時間遡行軍をどう演じるかがものすごく重要だと思っている。時間遡行軍が弱そうだと、刀剣男士達がそんなに強そうに見えなくなってしまう。

今回も時間遡行軍の自在な動きや、不気味な雰囲気を醸し出す、アンサンブルの方々の体の使い方がすごかった。

高低差のある舞台上をぴょんぴょん飛び跳ねながら、人外の動きをするんだもの。

終盤に長義と一騎打ちしていた大太刀の迫力に驚いた。どんな衣装?補正?をしているのだろう。

その時代時代に生きた名もなき人々の演出も素晴らしかった。

昭和20年、寛永4年の試し斬りされた人々の怨念、琉球王国400年の王族の幻影、陽気な料理人達、仏に救いを求める鎌倉時代の人々。

アンサンブルの人々が見事に世界観を作り替えていた。カーテンコールに出てきた人数が少なくて、これだけの人数で作り上げていたなんて!と驚きました。

ほんとすごい!

男性キャストだけで歴史を描く難しさを感じた

刀剣乱舞というコンテンツが大事にしてきたこだわりだからしかたないことではあるのだけど、歴史を描くとなると女性がほぼ不在なことに違和感があった。

  • 刀の試し切りの家に嫁ぎ子を成した女性たちがいて、当主とともに葛藤を背負っていたんじゃないだろうか。試し切りされる罪人に女性もいたんじゃないだろうか。
  • 聖徳太子と呼ばれた人々の功績を語るのに、推古天皇が一切登場しないのも気になる
  •  琉球王国は詳しくないけれど、語るに外せない女性たちはいただろう
  •  親鸞の生涯を描いて鎌倉新仏教を語るのに、女人往生に触れていないのも物足りない。(親鸞聖人の妻をさらっと出すのはOKなら、モブ信者にも女性がいてもいいと思ったけど。)

最後に見た刀ステに、話の要として高台院が出演していたことでお話にグッと深みが増していた記憶があるので、久しぶりに男性の役のみで構成された刀ステを見て少し物足りなかったのだと思う。

刀剣乱舞は宝塚とも親和性が高いので、いつかやってくれないかなぁ

その時は大奥とかを舞台にして、がっつり女性主体の歴史を描いてくれないだろうか。

(2023年の「禺伝 矛盾源氏物語」はそういうことをやりたかったんだろうか。見られなかったのでわからないのだけど。)

 

3作目にむけた個人的メモ/歌舞伎『刀剣乱舞 東鑑雪魔縁ー大喜利所作事 舞競花刀剣男士』新橋演舞場公演覚書

歌舞伎『刀剣乱舞 東鑑雪魔縁ー大喜利所作事 舞競花刀剣男士』を新橋演舞場で観劇してきました。

感想は先日投稿しました。

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初めての新橋演舞場だっただけではなく、とうかぶでは場内売店も普段とは異なる営業のようでした。

今後のために覚書を残しておきます。

思い切って一階席で見よう

また見に行くことがあったら、次は思い切って一階席にするつもりです。

今回は3階席から鑑賞したのですが、新橋演舞場の3階席からでは花道が全く見えませんでした。一応、端の方に花道を映すモニターがありましたがあまり大きくはなく、目をこらして見なくてはいけません。

とうかぶでは花道での芝居だけでなく、客席から登場する演出や撮影OKのカーテンコールなど観客を楽しませる演出多かったです。このサービス精神を1階で浴びたい!

幕間ご飯はあらかじめ買っておく

歌舞伎のお楽しみといえば幕間のお食事。

新橋演舞場は1階にお弁当売り場、2階にお食事処が2ヶ所あります。あとちょっとしたお菓子などが買える売店もいくつか。

ところが、とうかぶ公演期間はグッズ販売スペース確保のために2階飲食店や売店は全てお休みでした。

お弁当が買えるのは1階のドリンクカウンターのみ。お客さんが集中して3階にまで伸びる行列ができていました。

2階の筋書売り場も行列ができており、筋書とお弁当をどちらも現地で買おうとすると時間がギリギリになります。特にソロ観劇だとヒヤヒヤしそう。

特製幕の内弁当 極(税込1,800円)

 

1,000円の「すみれ」や800円の「華ちらし」など、ちょうどいい価格と量のお弁当から売り切れていっていました。

とうかぶ公演限定の極弁当をいただきましたが、正直割高感があります。(400円のミネラルウォーターはさすがに買いませんでした。)

新橋演舞場の徒歩圏内にある松屋銀座、銀座三越でデパ地下お弁当を買ったり歌舞伎座木挽町の観劇弁当を事前調達したりするのが、色々選べて良さそうです。東京駅を経由するなら駅弁を買うのも楽しそう。

ご飯を確保できていたら、安心して筋書きやお土産の列に並べます。

イヤホンガイドを利用しよう

earphoneguide.eg-gm.jp

歌舞伎を見るときは必ず利用しているイヤホンガイド。

舞台の進行に合わせて、配役・衣装・道具・役者の解説だけでなく歌舞伎独特の約束事を説明してくれます。

今回のとうかぶでも申し込み、特に『舞競花刀剣男士』で助けられました。

舞踊の種類、普段はどんな場面で舞われるものなのか、この振り付けにはどんな意味があるのか、衣装の見どころ、今は誰に注目すればいいのか、など舞踊の見方の入門ガイドという感じでした。

舞踏を楽しむにはお芝居以上にコツが必要で、まだ慣れていなかったのでとても助かりました。

当日劇場で利用申込みすることもできますが、事前にWEB予約しておくと少しお得です。

松也さんと鳥海さんのトークショーもおもしろかったな。

鳥海さん「あのころは擬人化系のコンテンツがはやっていたので、(次は刀か〜)って感じでした」

ってコメントが面白い。そうでしたね。まさかここまで育つコンテンツになるとは、改めて関係者皆さん驚いてそう。

歌舞伎『刀剣乱舞 東鑑雪魔縁ー大喜利所作事 舞競花刀剣男士』新橋演舞場公演感想

歌舞伎『刀剣乱舞 東鑑雪魔縁ー大喜利所作事 舞競花刀剣男士』の新橋演舞場公演に行ってきました。

松竹公式サイトより引用

www.kabuki-toukenranbu.jp

歌舞伎刀剣乱舞(とうかぶ)を初めて見た

歌舞伎を初めて見る陸奥守ファンの友人と、3階席からの観劇です。刀ミュや刀ステには行ったことがあるのですが、とうかぶは今回が初めて。

結論から言うと、とっても面白かったです。新橋演舞場3階席からは花道が全く見えなかったこともあり、思いきって1階席を買ってしまえばよかった、と後悔するほどでした。

第1幕 東鑑雪魔縁(あずまかがみゆきのみだれ)

お芝居の舞台は鎌倉時代初期、鎌倉幕府3代将軍源実朝の時代です。時間遡行軍の狙いは実朝のおい・公暁を暗殺して、鶴岡八幡宮で源実朝が暗殺される未来を変えること。

刀剣男士達は、史実どおりに実朝が暗殺されるために公暁を守ろうと立ち回ります。

そこに、頼家への罪悪感から公暁を将軍にと望んでしまう政子の子や孫を思う気持ちや、源仲章の思惑が交錯する、重層的なお話でした。

とうかぶが刀剣乱舞のほかの2.5次元と特に違うのは、男性が女性を演じることが当たり前の歌舞伎だからこそ、重要な女性の役を登場させることができる点でしょう。政子と倩子姫の存在がお話に深みを与えていたと思います。

前作にも登場した刀剣男士たち(髭切、膝丸、同田貫正国、小烏丸の五振り)に加え、新たに鬼丸国綱、陸奥守吉行、加州清光が登場しています。

歴史上の登場人物たちとの場面は、歌舞伎の「時代物」の芝居でしたが、刀剣男士たちだけの場面は「世話物」の芝居に寄せており、テンポよく理解しやすい脚本でした。

時代物風の芝居の場面でも、登場人物たちの感情が理解しやすく、初めて歌舞伎を見る人達も腹落ちしやすいお話だったと思います。

普通の(?)歌舞伎の時代物を何回か見たことがありますが、主役が主君への忠義や報恩のために子の命を犠牲にすることが美談として扱われるなど、現代の価値観だと登場人物への感情移入が難しいと感じます。

膝丸役・上村吉太朗

陸奥守吉行/源実朝役・中村歌昇

加州清光/実朝御台倩子姫役・尾上左近

どの役者さんも刀剣男士たちの特徴をばっちりつかんでいて、違和感なく見られました。ゲーム内と同じセリフを言いながら立て続けに見栄をはる場面は見応えあり。

特に、膝丸役・上村吉太朗陸奥守吉行/源実朝役・中村歌昇加州清光/実朝御台倩子姫役・尾上左近の3名がよかったです。

今回、膝丸は歴史を守るためにかつての主の一人だった実朝の死を見守らなくてはいけないという葛藤に苛まれます。実朝と対峙してその心を見定めようとする場面、未来を教えてほしいと倩子姫にすがられる場面、そして雪の鶴岡八幡宮での場面、すべてが印象深い演技でした。

歌舞伎の演技には型があるので、違う演目の違う役であっても既視感があるなー、とか歌舞伎鑑賞素人なりに感じていたのですが、本演目での膝丸はまさにこの演目のためのお芝居と感じました。これが新作歌舞伎の見どころなんでしょうかね。

膝丸の兄弟刀でありながら、実朝の最期を見守ることを割り切っていつもどおりふわふわとしているように見えた髭切の描き方もよかったです。大階段にあらわれた髭切に、刀剣男士としての使命が満ち満ちている様を中村莟玉が美しく演じていました。

兄弟刀で実朝の最期を見守る場面は舞台上のすべてが美しかったです。客席からすすり泣きが聞こえてきて、思わず涙ぐみました。あの場面に立ち会えたことが嬉しいです。(1階席で見たかった…!)

二役演じた中村歌昇ですが、実朝の演技が印象的でした。あんなに堂々として頼もしく、強い思いを秘めた存在として描かれる実朝は珍しいのではないでしょうか。

己が死ぬとわかっている場へ、そしらぬ顔をして向かっていかねばならない倩子姫との別れの場面。ここも客席に涙の音が広がっていました。

陸奥守吉行の演技はほんと完璧でした。どしっと骨太な、頼りがいのある陸奥守。特に清光との掛け合いがすごくよかった。実朝登場場面では当然ながら出てこられないわけですが、その不在が心許なく感じる存在感でした。

終盤の時間遡行軍との戦いの場面での「よーく狙って!」は、思わず待ってました!と叫びたくなる名演技でした。(この場面、どの刀剣男士にもセリフに合わせてスポットライトが当たり、一服の絵画のよう。3階席からの見応え抜群でした)

こちらも二役演じた尾上左近。清光がめちゃくちゃ美青年でした。どの場面でも美しくて涼やかで、オペラグラスのぞくたびにびっくりしました。倩子姫の時と、そこまで化粧が変わっているようには見えなかったのですが、清光はきちんと青年に、倩子姫は御台所に見えて、歌舞伎役者のすごさを感じました

第2幕 大喜利所作事舞競花刀剣男士(まいきそうはなのつわもの)

帰還した刀剣男士達が争いの中で散っていった人々の魂を鎮めるために、華やかに舞い踊る趣向の場面。歌舞伎のいろいろな舞踊がコンパクトに見られてよかったです。

髭切(中村莟玉)膝丸(上村吉太朗)の二人三番叟が特に印象的でした。

中村莟玉の出演演目は2回見たことがあるのですが、どちらも女形としての出演だったので、ダン!ダン!と大きく足踏みをする力強い舞踏は新鮮でした。

直線的で大ぶりな衣装も華やかで、競舞の始まりに相応しい迫力だったと思います。

浴衣を着て各地の伝統舞踊を舞う場面も好きでした。清光(尾上左近)はここでも涼やかで美しかったです。

その美貌でソーラン節の鳴子を持っていたのがちょっとシュールで面白かったです。

舞える歌舞伎本丸の刀剣男士たち、今後の新作も絶対見に行こうと思いました。

次は1階席で!

 


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和菓子好きの計画と抱負/日本橋三越本店「あんこ博覧会2024」で買ったもの

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日本橋三越本店で開催された「あんこ博覧会」に行ってきました。

今年で7年目になる催事ですが、モリタは今年初めて知りました。

すごく楽しかったので来年に向けて記録を残しておきます。

百貨店の催事が好き

昔から百貨店の催事が好きです。百貨店バイヤーに憧れていた学生でした。

特に全国からおいしいものが集結する系の催事。商品とともにやってきたお店の方から、地元の話や商品のおすすめポイントなどを聞くのが楽しいです。

ついつい財布の紐がゆるんで「ちょっと」いいものをいくつも買っちゃって、全然「ちょっと」じゃない合計金額になりがちです。

でも今年のテーマはゆとり費をコントロールすること!

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目標:予算を決めて、最後までおいしく食べられる量だけ買う

予算を決める

モリタの家計では、百貨店の催事での出費は、食費ではなくゆとり費に分類します。

食費に含めるとスーパーなどでの買い物と一緒になってしまい、本来の食費の振り返りが難しくなるためです。

ゆとり費だと、レジャー費などと同じ感覚。使いすぎたな、という時はほかの娯楽やお出かけの出費を調整します。

おいしく食べられる量だけ買う

断捨離の断です。

過剰に買いすぎて食べることが負担になったり飽きてしまったものを、もったいないからと無理に食べることは、ゴミ箱ではなくてお腹に食べ物を捨てているのと同じこと。

買った時のウキウキが残るうちに食べ切れる量だけを買うことにしました。

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この2つの目標をクリアするために立てた作戦がこちら

  • 開店前から並ばないと買えないものはいさぎよく諦める
  • ランチとティータイムの狭間を狙う
  • 最初にイートインへ行く
  • 消費(味)期限がばらけるように買い物計画を立てる
  • 常設の和菓子売り場で買えるものもチェックする

開店前から並ばないと買えないものはいさぎよく諦める

今年の目玉商品

<茶菓工房たろう>×<鎌倉紅谷>クルミッ子 窓

お一人様2点限りで整理券制

 

こういう商品はいさぎよく諦めます。

どうせ行くならここまでしたほうが楽しめるとは思うのですが、無理をするのは「せっかくだから」散財の元。

自分ができる範囲での出会いを楽しむことにしました。

ランチとティータイムのはざまを狙う

経験上、お菓子系の催事は開店直後と15時頃が混雑します。その狭間を狙って、13〜14時に行きました。

  1. よかったこと
    サクッとイートインに入ることができました(これ大きい!)
    売り場全体の混雑具合も、自分のペースでひととおりのお店をチェックすることができるレベルでした。
  2. 残念だったこと
    商品の補充の狭間でもありました。ちょっと気になっていた亀十のどら焼きは、午前中の分が売り切れて午後の分の入荷待ち中。
    五勝手屋羊羹や天音のたい焼きなどの実演はこの時間でも行列ができていました。

最初にイートインへ行く

お腹がすいている時は、スーパーへ行かない。食費節約の王道を催事にも適用。

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あんこ博覧会のイートインは、鎌倉紅谷!

クルミッ子パフェ〜粒あんとの出会い〜 1,705円

コーヒージュレ、チョコレートムースの上にローストしたクルミとサブレのパウダーを散らし、塩キャラメルアイスとミルクアイスを添えてクルミッ子のイメージをパフェで再構築しました。鎌倉・長谷の山屋製餡所の粒あんが加わった味わいは、あんこ博覧会®︎だけでお楽しみいただける特別なものです。

イートインスペースの什器はシンプルでしたが、席ごとに紅谷のロゴの入ったが紙がしかれ、シルバーのカトラリーでいただけます。この丁寧さが嬉しい。

リスのかたちのクッキーがかわいいだけでなく、最後まで食べ応えのあるパフェでした。金箔まで載ってた。

消費(味)期限がばらけるように買い物計画を立てる

絶対買う!と決めていたのが朝生菓子。

お団子や大福のような、あんこやおもちを使った庶民的で消費期限が短いお菓子です。

日持ちの関係で通販対応していないことも多いので、いつも行けない距離のお店のものを買える貴重な機会です。

ただ、そればっかり買い込むと期限に追われて無理に食べることになって楽しみ半減。

食べるタイミングがずれるように、賞味期限が3日以上先のものと組み合わせることにしました。

常設の和菓子売り場で買えるものもチェックする

三越日本橋本店の地下1階和菓子売り場には「菓遊庵」というコーナーがあります。

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和菓子好きが三越日本橋本店に来たら必ず立ち寄る場所、それが「菓遊庵」。

日本全国の有名和菓子屋さんの銘菓が常時並び、季節ごとに限定の味も取り扱っています。もはや毎日が催事。

あんこ博覧会に行く前にここを軽く下見して行きました。同じ商品でも、博覧会会場ではなく「菓遊庵」の方が行列が短く、早く買えます。

あんこ博覧会2024で買ったもの

色々考えまくりましたが、最終的にはショーケースを見てときめいたお菓子を買いました。

富久屋(埼玉県東松山市

プレミアムいちご大福 400円
牡丹だんご 磯辺揚げ餅 250円

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みかん寒天

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こちらのお店は初めて知りました。

みかんくず餅がもっちりとした食感と爽やかなお味でおいしかった。ほかの味も気になる。

亀屋良長(京都市)

スライスようかんCACAO 550円

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以前から気になっていたスライスようかん。会場でも販売していましたが、「菓遊庵」のバレンタインコーナーでゲット。

カカオ部分と羊羹部分が半分ずつの季節限定品。

1枚目は丸ごとトーストしましたが、袋に書かれているとおりに羊羹部分がぐつぐつするまで加熱したら、カカオ部分は焦げ気味になってしまいました。

2枚目は食パンを2つに分けて、部分別に焼き上げました。モリタはこの食べ方が美味しかった。

もっとこってりと甘いかと思ったのですが、絶妙な薄さのおかげか、ちょうどいい甘さでした。

実はバター部分も羊羹で、塩気が強く味の決め手になっています。バター羊羹だけ別で買いたいくらいおいしさでした。

「菓遊庵」で3月16日から<春のベリー>味の取り扱いが始まります。買いに行きたい…。

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結果:買ったものはぜんぶおいしくいただきましたが、もうちょっと買えばよかった

ちょっと守りに入りすぎました。富久屋の朝生菓子とスライス羊羹の間をつなぐ賞味期限のものを買ってもよかったな。

気になったけど結局買わなかったものを書き残して、今後の和菓子催事への抱負にしたいと思います。

石川<茶菓工房たろう> 窓(クルミッ子味じゃないもの)

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福井<菓寮 福ノ和> お抹茶 冬水ようかん

福ノ和には公式サイトは無いみたい。いちごミルク味もおいしそうでした。

水ようかんは福井では冬の味覚だそうです。

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夢で会いましょう♪/大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第3回「挙兵は慎重に」ネタバレ感想

ついに始まりました!

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』!

実は、大学で平安時代末期から鎌倉時代中期を勉強していました。まさに『鎌倉殿の13人』の時代です。

この時代の内乱といえば「治承・寿永の乱」(源平合戦などの呼び名がありますが、正式名称はこれです)
この乱を元にした軍記物『平家物語』や『義経記』(他にも色々)は、テンポの良いスピード感のある群像劇です。

それぞれの事情を抱えた登場人物がいくえにも交錯しいつの間にやら大団円をむかえる『有頂天ホテル』などの三谷作品と相性ぴったりだな〜、三谷さんで『平家物語大河ドラマやってくれないかな〜とずーっと妄想してました。
なので、『鎌倉殿の13人』制作決定のニュースを聞いたときには、「さすがNHKの企画力」…!と感動しました。

2年近くワクワクしていた大河ドラマなのです。

第3話「挙兵は慎重に」

治承4年(1180)4月、源頼朝(大泉洋)と引き離された八重(新垣結衣)伊東祐親(浅野和之)の家人・江間次郎(芹澤興人)の元へ嫁がされていた。対岸の江間館を見つめる北条義時(小栗旬)。そんな折、頼朝の叔父・行家(杉本哲太)が北条館を訪ねてくる。怪しがる政子(小池栄子)。しぶしぶ対面する頼朝だが、行家平清盛(松平健)へ反旗を翻した後白河法皇(西田敏行)の御子・以仁王(木村昴)令旨りょうじを携えていた……

あらすじ 第3回「挙兵は慎重に」 | NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」

八重の嫁ぎ先の立地が……

北条家の対岸に住んでいる八重が、頼朝と政子の子どもが育っていくのを見せつけられているのがふびんでした。

歴史上では年表一行だけに登場する人物でも、年表に登場する前後の人生をしっかり描いているのが三谷大河の魅力だと思っています。

今はさびしい表情ばかりの八重ですが、これから何を見届けていく役割をになっているんでしょうか。

頼朝から本心を打ち明けられる義時、頼朝の本心を見抜く政子

第2話でいつか平家を打倒するという本心を義時だけには打ち明けた頼朝。

今話でも以仁王の令旨に対して静観する本当の理由、自分が源氏の棟梁としてたたなければ意味が無いことを、義時だけに話します。

2話続けて自分だけに本音を話す頼朝をちょっと邪険にする義時が面白い。当時の情勢を考えると、そんな重い話を自分だけにするのは勘弁してくれって気持ちもわかる。

一方、政子は洞察力で頼朝の本心を見抜く。頼朝は本当は挙兵したいはず。「そんなの見ていればわかります」って清々しくてかっこいい。

文覚が置いていった誰のかわからないドクロを手に頼朝に挙兵を決心させる政子の姿に後の承久の乱での演説の期待が高まる。小池栄子のおそらく意図的な目をまん丸にする演技がいい。

政子の熱意が頼朝を動かしたのは、きっと政子が「頼朝の本意を叶えるために」話しているからなんでしょうね。政子は頼朝が挙兵したくないんだったら挙兵を迫ったりしなかったんだろうな。

すかさず国衙で収集した木簡を元に、動員可能な兵力算出する義時。この兄弟、バランス取れてますね。宗時が頼朝の信頼を勝ち取るのはいつになるんだろう…。

徹底した主人公目線

殿と同じ三谷脚本大河『真田丸』では、主人公が立ち会っていない歴史上のできごとは極力えがかない、という方針がつらぬかれていました。(30秒で終わった関ヶ原の合戦は伝説)

今回の大河でも、三谷さんのその信念を感じます。(清盛の様子がちょろっと出てくるけど)

治承・寿永の乱のトリガーとなる以仁王の挙兵が、三善康信から頼朝に充てられた2通の手紙で語られました。

以仁王からの挙兵の令旨に対して静観を決めた頼朝は、1通目で以仁王側の優勢を知りうろたえて、2通目で挙兵の失敗を知りほっとする。

東国は京の情勢にほんろうされるのに、通信手段が手紙しかなく、内乱のスピード感に情報が追いついていない感じ…。東国から京への情報も同じことが言えるので、頼朝挙兵後の京での様子がどう描かれるのか楽しみです。

早とちりと夢で時代が動く

三善康信から送られた3通目の手紙で、頼朝はいよいよ挙兵を迫られました。平清盛以仁王の挙兵に加わらなかった源氏にも追討令を出した、というもの。

実はこの手紙、近年の研究では康信のはやとちりと言われているらしい。京と東国の情報のもどかしさ…!

頼朝の挙兵決断のダメ押しになったのが、夢に後白河法法皇が現れて「挙兵してよ〜」っとお願いされたこと。(ところで後白河法皇は本物も某ステキな金縛りの落武者のような感じなのか、あくまでも頼朝のだからゆるかったのか、本人の登場がますます楽しみ)

この時代の人々は、夢のお告げを信じている。平安末期とはそういう時代、というざっくりしたナレーションがよかった。

早とちりの手紙をきっかけに、夢を信じて本物かわからない勅旨を大義名分に誰のものかわからないドクロに挙兵を誓う。不確かなものばかりよりどころにして時代が動いていくのが、末法の世の乱世への突入を感じさせるラストでした。

第4回「矢のゆくえ」

www.nhk.or.jp

矢をつがえる八重、なんで…!?

あんまり兵が集まっていないっぽい。

頼朝「こりゃあ負けるぞ…」

毎回予告に頼朝のネガティブ発言が使われている気がする。ほとんど大泉洋本人のぼやきでは笑

次回も楽しみです!

 

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